ハートトリンク
皆さまこんにちは!株式会社とっとリンク代表取締役の平林です。
2019年報酬改定があり、私の地域の事業所も大打撃を受け、実際に閉所してしまわれ、通われていたお子さん親御さんが次の事業所をさがすのに路頭に迷われている現状を目の当たりにしました。その時に、もうすでにその経営者の方に何もしてあげることのできない自分に対して言葉にできない無力感を感じていました。
私の施設は幸い今回の危機は何とか持ちこたえることができましたが、それは偶然にも1年半という短い期間のなかで3店舗に拡大ができていたために危機を乗り越えることができたのです。
今となってはこんなことをお話している私ですが、私も過去、1店舗目の際は社員も続かず売り上げも安定しない時期もありました。さらに、お金をかけても社員を採用することに苦戦し安定と呼ぶには程遠い時期を経験してきました。
もし仮に、私の施設が1店舗のままだったら、同じように閉所、そして倒産の危機を迎えていたかもしれません。
そして過去に、あと数ヶ月で倒産間際という経営者の方からコンサルのご依頼を受けることもありましたが、残念ながら、その時には打てる手立てが残されていなかったのが現実だったのです。
もう少し早ければ、救えたかもしれない…そう思いました。
これは僕たち放課後等デイサービス事業が抱えるとっても大きな問題。だからこそ、この文章を真剣に読んで頂いている皆様、特にこれから開業をしたい!または現在1店舗で将来への展望が描けない、そう思っていらっしゃる皆様のお力になりたいのです!
並外れたファッションセンス。
圧倒的なエネルギー。
ずば抜けた存在感。
平林さんのイメージについて多くの方がそう答えるでしょう。当初、私自身そう思っていました。
私が平林さんから学んだことは「常識より思いやり。正しさより明るさ。」これに尽きます。今現在の当たり前より、一人ひとりの声に耳を傾け己の出来る力を尽くす。自分の価値観で人を裁くより前に、自ら明るさで照らす。平林景さんは、真に優しい志を持つ方です。
福祉業界は離職率が高く、離職の一番の動機は「人間関係」だと言われています。「目の前のこの人のために。」と皆思っているのに、各々が目の前のことで精一杯で自分の正しさを優先してしまう。思いが強い人程すれ違いや寂しさ、虚しさに耐えかねて離職を繰り返す。私は、平林さんから学んだ「思いやりと明るさ」でこのジレンマと悪循環からは脱し思いある人財を大切にすることができる、と感じています。
これからの福祉業界を担う方は、是非平林さんから学んで下さい。思いやりと明るさに満ちた福祉を一緒に創りましょう!
一般社団法人NextCure
代表理事
谷口 藍
放課後等デイサービスかしのき教室